今回は「論点のまとめ方」についてお話したいと思います。
小論文試験では、時間と字数が限られています。
よって、「課題文を読んであなたの考えを書け」と言われても、読んで考えていたらあっという間に書く時間がなくなります。
一番怖いのは、書ききれずに中途半端で終わってしまうことですよね?
そこで、今回はそれに対応するために私がしたことをお話ししたいと思います。
まず、ここで大切なのは「まとめ方」であり、「つくり方」ではありません。
「論点のつくり方」についてはまた別にお話ししたいと思いますが、正直これは教えてくれる先生や、本などがないとちょっと難しいかもしれません・・・・
なぜなら、他の人と同じような論点だとあまり評価されないからです・・・。
「独自性のある論点」
これがとても大事になります。
私が読んだ本は今後どんどんアップしていきたいと思います。独学派の方の参考になればと思います。
①論点をまとめる。
読んだ本や、添削された文章、授業で学んだことを「論点集」としてまとめます。
例えば、こんな感じです。
私は実際は、コピー用紙に鉛筆1本で書いていました。
やり方はそれぞれだと思いますが、こうして学んだ論点を蓄積していきます。
医療系でしたら「インフォームド・コンセント」や「脳死と臓器移植」など、オーソドックスなテーマに関しても一通り学んで、論点集にストックしておきます。
そして、もう一つ大事なことがあります。
②見出し集をつくる。
論点集を作ったら、それとは別に、「見出し集」を作ります。
つまり、目次です。
とっても大事です。
例えば、
・実用主義
・脳死と臓器移植
・インフォームド・コンセント
・・・・などなど
みたいな感じで目次用の紙を一枚つくります。
これはなんのためかと言うと、
「アウトプット」
のためです。
とにかく、学んでもすぐに出てこなければ意味がありません!
ですので、論点集を見ながら自分でその論点がすぐに思い浮かぶか確認していきます。
これをストックしておくと、全然知らないテーマが来ても、それらを組み合わせて、論点を導き出すことができます。
全てのテーマの裏には結局根幹となる太い線が1本あります。
あとはそれを課題文から見つけて、論じていくということになります。
それが、独自性のある論点につながります。
是非、色々な本から論点を引っ張ってきて、自分だけの論点集をつくってください^^
編入対策の無料個別相談はこちら♪→「勉強法や個別指導のお問い合わせはこちら」