こんにちは!
編入でお問い合わせをいただく中で多いのは、
「何回も編入試験に落ちている」
という方々です。
予備校に数年通っているが落ちているという方も複数いらっしゃいます。
なぜ、何度も編入試験に落ちてしまうのでしょうか?
これは、私なりの見解ですが、私から見ると、不合格の方全員に、ある共通点があります。
国立歯学部編入試験に落ちてしまう方の共通点・・・・
それは・・・・
志望理由書(課題作文)が書けていない!!
ということです!!!!!
これは、非常に重要です!!!!
編入試験は一般入試と違います。
編入試験は、一般入試で入学した学生にはない新しい視点を持つ人が求められます。
また、一般入試ではなく、編入試験で入学したい理由、なぜ今の環境を捨ててまで歯科医師になりたいのか、かなり細かく面接で聞かれます。
編入試験における面接試験は、ある意味筆記試験より重要な役割を持つと考えられます。
編入試験で合格するには、面接試験でしっかり印象に残ること。
これは必須条件になります。
一般入試の面接とは全然違います!!!!
そして、その面接の鍵を握るのが志望理由書です。
合格した方、不合格だった方、どちらの志望理由書も拝見しましたが、私から見ると明らかに違いがありました。
志望理由書は、「歯科医師になりたい理由」だと弱いです。
もっと強い視点で書く必要があります!!
もし気になる方は、下記をお読みになり、お問い合わせください。
ただ、感じたことを正直にお伝えしますので、そこはご了承下さい。
〈私が志望理由書を拝見してお伝えすることは、以下のことです。〉
◎現時点で私が感じた「合格までの距離」をお伝えします。
・先が見えないほど非常に遠いのか
・ゴールは見えるが、かなり遠いのか
・ポイントを掴めば合格できそうなのか
これは、私自身が編入試験を目指し合格、不合格を体験したこと、歯学部入学後に感じたこと、編入の先輩や後輩を見て感じたこと、私自身が個別指導をさせていただいて感じたこと、その全てを総合してお伝えします。
もちろん、別の先生に聞くと、別の見解が返ってくる可能性もあります。
そして、上記の「距離」を感じるに至った理由を以下のポイントからお伝えします。
1.基本的な文章力があるか
→編入試験のほとんどは、文章で評価されます。文章は学力のベースが反映されやすいと思います。もちろん100%ではありませんが、編入試験では、文章から大まかな学力のベースを感じさせることが必要になります。例えば、「てにをは」の使い方や、文章表現に適切な表現がされているかということです。ここがないととても苦しいと思います。どんなに編入に必要な対策をしても、なかなか伸びません。そして、ここはある意味幼少期からの蓄積のような感覚的なセンスみたいなところもあるので、非常にシビアなところです・・・。編入試験の対策をする前に備わっている必要があると感じています。
2.編入試験に必要なことを掴めているか
→編入試験では、その方のバックグラウンドが見られます。また、しっかりと終始筋が通っている必要があり、「何が何でも歯科医師になる」という熱意を文章で伝える必要があります。不合格になってしまう方は、ここが圧倒的に欠けているという印象があります。志望理由書は「読んでいただくもの」です。面接官の先生方に最後まで読んでいただき、質問をしていただけるよう、聞いてほしいことを考えながら精緻に組み立てていく必要があります。
3.基本的なマナー
→これは私個人の見解ですが、編入試験は成人した方が受ける試験であり、大人としてのある程度のマナーは必要になると思います。実際、入学後も臨床実習などはかなりこのマナーが厳しいです。私が入学後に感じたことですが、在学生もメールの文章や敬語などはかなりしっかりした大人な印象があり、びっくりしました。私は子どもだったかも・・と入学後に思いました^^;大学生活は、国試対策などもなく実習メインで、自分で色々進める感じだったので、学生の雰囲気も自分から動く主体的な人が多いと思います。良い悪いの話ではなく、そのカンパニーの一員になるにはそのようなカラーを持っているということも大切になるのではないかと、私は思っています。これは、学生生活の中で感じました。たまに、お子さんの編入試験の相談ということで、ご両親からお問い合わせをいただくこともあります。そこはご両親ならではのお悩みもあると思うので良いのですが、基本的に自ら探して自分が問い合わせをするという意思がないと私は厳しいと感じています。これは何をするにもごく当たり前のことかもしれませんが、編入試験に合格するということを考えても、大学の雰囲気として皆自立した感じがあるので、そのカラーになるということは大切だと思います。
以上になります。
今までクレームをいただいたことは一度もありませんが、私がお伝えすることはモチベーションを上げることにはならないかもしれません・・・。
それでも、現実を知りたいと思う方は、私ならではの視点になりますが、今まで培ってきたものを全て総合してお伝えします。私の性格上、「ショックを受けるかもしれないし、あまりお伝えしたくない・・・」と思っても、それを曲げてお伝えすることができないので、そこはご了承ください。
気になる方はお問い合わせページからお問い合わせください。(志望理由書を拝見する際は有料になります)
※個別相談、個別指導は現在休止しております。