では、私がかつて行った具体的な小論文勉強法について書きたいと思います^^
よろしくお願いします^^
今日は、総合的な文章力を上げるために私が行ったことをご紹介します^^
丸暗記法
名付けて「丸暗記法」です!
これは、予備校から渡されたテキストの小論文で、自分がいいと思ったものを、そのままほぼ全部丸暗記してしまう方法です(本でも何でもいいです)!
※「丸暗記」と聞くと嫌な感じがする方も多いかもしれませんが、私が行った覚え方についても後で解説します^^
この方法を行うときには、絶対にやってほしいことがあります!
それは、
「文章を声に出す!!」
ということです。
よく「英語は音読」といいますが、日本語についてもそれは言えると思います。
音読することで、知識のインプットだけではなかなか身につかない感覚的なもの、文章のリズムなども身に付くと思います。
とってもおすすめです^^
効能・効果
この方法は私にとっては効果抜群だったと思います。(即効性も高いと思います)
<効果>
・語彙力と表現力が一気に身に付く!
・かなり速いスピードで、総合的な文章力を上げることができる!
・表現をそのまま使えるので、書くスピードが上がる!
小論文の勉強を始めたばかりの時は、先生の書いた文章は私にとっては相当難しく、初めて読んだときは、何を言っているかすら全くわかりませんでした。
しかし、色々な文章を読み、書いていくうちに、いつのまにか、「あ、意味とれてる・・・」と思えるようになりました。
初めはただそのまま暗記した表現を使うのみでしたが、書いていくうちに暗記した文章も自分に染みてきて、表現もこなれてきました。
『「学ぶ」とは「まねる」こと』とよく言いますよね^^
すごくお勧めなので、是非やってみてください!
①使うもの
・赤シート
・パソコンのword
または
・赤シート
・緑のラインペン(よくセットで文房具屋に売ってますよね。)
です!
②本の文章のコピーを作る。
wordで見本の文章を模写するか、もしくはコピー機でその文章の部分をコピーします。
この時におすすめなのが、文字はゴシック体などのはっきりした字体で、大きさは12くらいのやや大きめにすることです。その方が見たときに頭に入りやすいと思います。
ずいぶん前に作家の室井佑月さんが、好きな作家さんの文章をそのままwordで模写して練習していたという話をされていました。
文章は筋力トレーニングと一緒だと思います。とにかくどんな方法でもいいから身体に染み込ませるということが大事です。
③文章の覚えたい部分をオレンジにする。(マーカーの場合は緑線を引く。)
つまり、覚えたいところが赤シートで消えるようにするということです。
こんな感じです↓(ちなみにこの文章は、編入対策をしていたころに私が練習で書いたものです。)
Bは、有効性のみでは行為を正当化できないと、実用主義を批判し、Aは、有効性ではなく、人間性を低めるか否かを考えるべきだと異論を唱えている。どちらも、動物実験自体を否定してはいないことがわかる。
確かに、動物実験は、医学の発展という観点に立つと、認めざるを得ないだろう。医療という人間の営為自体に、実用主義的な思想が含まれることはいうまでもない。しかしながら、現在我々人間が行っている動物実験の中には、その有効性が疑わしい内容の実験も含まれている。ここで問題にすべきは、有効性があまりない、意味のない殺生を我々は行ってはいないだろうかという点である。
近年我々人間は、動物実験の名の下に、大量の動物を生み出し、殺している。それは、実用主義的な思考が惰性化し、流布した結果であると考えることができる。このような、生命に対する人間の態度の堕落は、現代人が持つ機械論的な思考をさらに強め、一つ一つの生命に対する畏敬の念を軽微なものにしてしまうことはないだろうか。堕落した生命観が、動物のみならず人間を見る目に波及・拡大していくことも十分に考えられる。従って、今求められるべきは、実用主義を批判したり、代替となる考えを提出することでもなく、それ以前に、実用主義にも適っていない我々の態度を改めることなのではないか。
命あるものを安易に扱う習慣を改め、今こそ我々の生命観を問い正していく必要があるだろう。
文章丸ごと消えるようにしてしまいます!!
赤シートをかぶせるとこの部分は全て消えてしまいます。
これで準備完了です!
③アウトプットをしようとする。(思い出そうとする。)
あとは、赤シートをかぶせて、消えた文章を推測します。
覚えてないと全然出てこないです。
でもそれでもいいです。
ここで大事なことは、
「思い出そうとすること!!」
です。ただ漫然と音読したり、読んでいても、自分の頭の中にその語彙や文章がない限り、書けるようにはなりません。思い出せないと全く意味がないのです。
だからとにかく表現を自分のものにするために、思い出し作業をします。
この時に「音読」がとても有効になってきます。
ひたすら唱えていると、そのうち文章が出てくるようになります。
一時一句完璧に覚えるところまでいっていなくても、かなり文章は変わります!
練習あるのみです!!
これは本当におすすめな方法です^^
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